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ワールドビジネスサテライト(WBS) 090522 ワクチン途上国 ニッポンの実態とは?

ワクチン途上国 日本の実態とは?
今、全国の小児科である問い合わせが殺到している
Hib(ヒブ)ワクチンと呼ばれる細菌性髄膜炎を防ぐ予防接種だ
08年12月から日本での摂取が解禁されたが
全国的なワクチン不足でこの診療所では120人以上が入荷待ちだ
脳にばい菌が入り込み、炎症を起こす感染症で
国内で年間約800人の乳幼児がかかり、致死率は5%に及ぶ
おおた小児科・循環器科 大田文夫医師
「耳が聞こえなくなったり、重い後遺症を残されり、亡くなった方もいるとても怖い病気」
今でもかかった人の3/1は後遺症を残すか亡くなる
ヒブワクチン(四回摂取)は3万円と高額だが
病気の怖さを知った上、ワクチン不足と聞けばいても経ってもいられないのが親心だ
世界100カ国以上で定期接種化されている
ただ、いまこのワクチンが世界中で不足しているわけではない
なぜ日本だけ足りないのか?
「日本に入ってくるワクチンは日本特別仕様。
フランスで作ってもらっているが、日本用の生産ラインがあって、それを急に増やすことは難しいらしい」

[WBS][動画]ワクチン途上国 ニッポンの実態とは?:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
途中からですが、公式サイトにて動画が公開されてました

090920.更新
090901.公開
ワクチンを作るのはフランスのメーカーのサノフィ パスツール(sanofi pasteur)
その日本の販売拠点を訪ねた
「月の生産能力が7万本に対して14万本の需要があり、供給能力が付いていかない結果になっている」
日本向けワクチンは世界中で使われているものと成分は同じだが
日本語のラベルを貼る専用ラインは限られており、急な増産は出来ない
例え増産しても国による厳しい検定作業などのため、製造から出荷まで10ヶ月はかかるという
「2年後をめどに全ての新生児に供給できるように現在増産を進めている。
定期接種化として、位置づけられることが望ましい」

急激な増産が難しい理由。そこには日本のこのワクチンの使用で大きく出遅れてたという事情がある
アメリカでは20年前から接種が始まっている(1987年に承認)
それに比べ、日本では2003年に承認申請が出されたが、
世界標準でも厳しいとされる日本の審査が壁となり調印まで4年かかった(2007年承認)
そのため、去年まで東アジアでワクチンの接種が出来なかったのは日本と北朝鮮だけだった。
長年この病気を見ていた医師は一連の対応をこう批判する(日赤医療センター 小児科 南部友良 顧問)
「国民を守ろうとする気持ちを持つのが厚労省の立場
良いワクチンができたのだから積極的に入れて、
日本の子どもを守ろうという基本姿勢を持っていればこのようなことにはならなかった
ワクチン後進国といわれてもしょうがない」
アメリカとワクチン事情を比較すると、数も少なく、導入時期も遅れている
ニーズはあるのに導入が進まないのはなぜか?その背景は?

日本のワクチン行政はいつ狂い始めた?
「不幸なことが重なって、20年前から何もしなくなった」(同上)
 なぜ?
「それは訴訟事件が起こって…」
80年ごろからワクチン接種による副作用が社会問題となり、多くの裁判で国が敗れ、賠償金が支払われた
MMR訴訟…06年 大阪高裁が国の過失責任を認める」
「ワクチンを使って何かが起きて皆厚労省が悪いとなれば
厚労省は新しいワクチンを認可したくないのは当たり前
日本が認可しない間に世界中で新しいワクチンがどんどんできて
どんどん使って、ワクチンで防げる病気を大幅に減らしている。」(同上)
その間に海外ではワクチンメーカーが大手5社に集約され、豊富な資金をもとに新たなワクチンの開発、市場を拡大している
・海外ワクチンメーカー売上高(08年)
ノバルティス3兆9千億 サノフィ・アベンティス3兆6千億、GSK3兆6千億、メルク2兆1400億、ワイス2兆1400億
日本の場合、安定供給の観点から公益法人中心の体制がとられている。市場の規模も小さく、競争原理も働きにくい構図となっている
・国内ワクチンメーカー売上高(08年)
(財)化学及血清療法研究所319億、デンカ生研(株)116億円、(財)阪大微生物病研究会91億円、(社)北里研究所88億円、日本ビーシージー製造(株)27億円
研究開発に対してお金を投資しても新しいワクチンを作る動機もわかない。開発するノウハウも蓄積してこなかった
今回のような新型インフルエンザのワクチンが大量に必要となった場合にも
日本のメーカーは新しい施設や研究開発をしてこなかったので急に対応することは難しい。
輸入ワクチンに対しても慎重な対応が目立つ
現在アメリカのメーカーが年間2500人が死亡するという子宮けいがん予防のワクチンを承認申請中だが導入のめどは立っていない
「病気になることに比べれば、輸入ワクチンを使うことは一つの立派な方法
日本は『ガラパゴス化』と形態電話で言われているが、
やはりグローバルスタンダードと大きな差がついたときは基準を調和させる
日本と世界の基準をあわせる必要がある」

厚生労働省の見解
・副反応や安全確保への要求が強いので「きちんと安全確認」をしている
・ワクチンに限らずニーズのある医薬品は優先的に審査している
・輸入品が少ないのは申請が少ないから

ワクチンは生活の安全安心を守るもの
色々な立場があるので一概に言い難いが
予算面で見ると、鳥インフルエンザへの備蓄として
この3年間、3000万人分のワクチンを備蓄している。その金額が3年間で合計200億円。予算としては対応できる
しかし能力に限界があるので急な増産は出来ない
今年の冬の大流行というのが、今回のインフルエンザなのか従来のものかともかく、同じ枠内でどっちに振るのかは難しい選択になる
ただ日本のメーカーにそういう能力がないということはないと思うし、予算の対応能力もある。
それからこれから起こるいろいろなインフルエンザのことを考えれば何らかの対応は必要となるわけだから
輸入をするんだと割り切るなり、あるいは日本のメーカーに増産をしてもらうんだと、
もう少しマーケットメカニズムで、価格に応じて企業に増産する余地を与えるとかをしていかなければならない
新薬の分野も日本にとって大きな成長分野、
日本のように保護をしすぎることによって逆に成長をそぐということになりかねない
ワクチンが入らないから順番待ちというのは本来市場メカニズムにおいてもおかしい話、企業は強く出てくる

追記(日経新聞:2009年09月?日11面)
「ワクチンの重要性を見直すきっかけになれば良いのだが」。スイス系製薬会社、ノバルティスファーマの三谷宏幸社長は7日に東京都内で開いた事業説明会でこう指摘した。治療薬と同様に、新型インフルエンザワクチンも発熱などの副作用が起こる可能性がある。
だが欧州各国は感染予防や重症化防止という効果のほうが大きいと判断、「各国政府がすばやく手当てに動いた」。同社は日本で同ワクチンの安全性を確かめる臨床実験を今月中にも始める。日本政府は輸入量などを詰めている段階だが「政府が購入してくれるなら日本にも供給したい」と意欲を見せていた


感想
いろいろと自国の現状にショックです
今も新型インフルエンザのワクチン対応で
「輸入するよ」とでたけど、「安全性はどうなん?」となっている
そもそも他国に頼るだけでなく、自分のところで作れるようにしろよといいたい
日本がどこから輸入してもらっている分どこかにまわる分が犠牲になっている
世界の大国であるなら、ワクチンを生産して輸出して他国に貢献できるぐらいはしてほしい
総選挙でも問題にされなかったけど、ワクチンだって年金とかと同じく安全安心につながるものでしょ
自分もそうだけど、もっとワクチンとかに対しても目を向けないと。
厚労省も訴訟が怖いのは分かるけど、それを理由にワクチンを入れなかったり、審査が遅くなるほうがもっと残忍じゃん
年間何百人の方がなくなったり後遺症が残っていたりしているわけでしょ
安全とか安心は気にかけるに越したことはないけど、気にかけすぎると極端になる。食品偽造もそう
それぞれ理由があるのは分かるからそのバランスをどうにかしてほしい
・供給を増やす(定期接種になればもっとメーカーも生産しやすくなる)。もう少し
→海外のように大規模化して急な病気にも対応できるように
・海外で承認されたものに関しては審査を簡素化する
・訴訟などは認めるなら早く
→長期間になるほど被害が拡大する
→国民もすべてを国に任せにしない。自分たちで出来ることは自分たちで


関連サイト(何父の放送か分からなかったので検索したら他のところでも感想を書かれていたので紹介)
ワクチン途上国、ニッポン|スロー人ロハス-自由と資本主義と礼節
ワクチンについて|子育て&片頭痛&独り言
こちらのほうが良くまとまっていると思います。タイポが遅い自分がまとめる理由って何?と思ったり
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